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for the first timeは、単に初めてのことについて述べるときに使われると考えればよさそうです。  I beat him at tennis for the first time = I first beat him at tennis. (ぼくははじめて彼にテニスで勝った)これに対してat firstは最初のときと比較してその後どうだったかを述べるときに使われると考えればよさそうです。I found it difficult at first, but soon got used to it. (最初は難しかったが、すぐに慣れた)ちなみに、2度目はfor the second time、3度目はfor the third time、といった具合につぎつぎに述べることができます。

from the get-go は「最初から」といった意味です。何かを始めようというときにget goingと言いますが、そのgetとgoが合成語(?)になったものかもしれません。the get-goの代わりにthe get-setとかthe get-started とか言わないのかとALTに訊ねたところ、やはりthe get-goとしか言わないそうです。分かりやすく言えば、from the very beginningといった感じでしょう。 They have had trouble from the get-go. (彼らは最初からたいへんだった) I didn’t like him from the get-go. (最初から彼は嫌いだった)

feedbackは文字通り「フィードバック」として日本語にもなっていますが、間違いを指摘して、反省を促すといった、どことなく意地悪な意味合いが強いような気がしますが、どうでしょう。feedは「食べ物を与える」という意味ですが、それがfeedbackとなると実際に食べ物を与えるのではなく、何らかの栄養や成長になるものを与える。つまり、今後の成長につながる意見やアドバイスとして戻ってくる(back)のでfeedbackというのだそうです。日本語の「フィードバック」よりもポジテェイブな側面が強いと捉えた方がいいと思います。チームワークに不慣れな日本人には馴染むのが難しい語かもしれません。I would love to get some feedback on that. (その件についてご意見をうかがいたい) この場合、事情に通じている人に訊ねて、アドバイスしてもらおうといった感じでしょう。Have you gotten any feedback from Japanese people? (日本の人たちから何か反応はありましたか) このように広く不特定多数の人びとの反応、たとえばお客の反応という風な意味にも発展します。

die hard を直訳すれば「なかなか死なない」となります。習慣とか態度などを改めたりするのにたいへんな努力と時間がかかり、完全に取り除くなんて不可能なことだというような場合に用いられます。バブル期に日本バッシングがアメリカで起こりましたが、日本に対する偏見はdie hardだと当時思ったものです。hardは「物が硬い」ということから外部からの圧力に抵抗してその圧力をはねのけるイメージがあるようです。Interracial hatred dies hard. (民族間の憎しみはなかなか消えない)Stereotyped images die hard.(ステレオタイプのイメージはなかなか消えない)

「高所恐怖症」はacrophobiaという医学用語以外にa fear of heightsといいます。I have a fear of heightsというと「ぼくは高所恐怖症だ」といった意味。heightsと複数なるのはなぜかと訊いたところ、エレベーターに乗っていれば2階も3階も4階もすべて怖いからだと説明してくれたアメリカ人がいました。面白い解釈でしたが、複数の概念はときにいい加減なものだとも思ったものです。このheightsはまさしく高所、つまりhigh placesということから複数になっているようです。ここでのhaveは、have a fever (熱がある)とかhave a headache (頭痛がする)など、病気にかかっているときのhaveに近い気がします。

coffee and conversation  「会合」conversationだけでよさそうですが、coffeeが付きます。アメリカ人のALTに訊ねると、コーヒーを飲みながら話し合いをするのでそういうのだと予想通りの答えがかえってきました。ではconversation and coffeeとは言わないのか、と訊ねたところ、そう言ってもかまわない、ということでしたが、一般に長い語の方が後ろにくるのでconversationが後になるとのこと。ちなみにイギリス人はお茶が好きだから、tea and conversationというのだろうか、と訊ねたところ、そう言うかもしれません、ということでした。PTA’s coffee and conversation is scheduled for Friday. (PTAの会合は金曜日です)

They found out that kangaroos are apparently left-handed. (彼らが明らかにしたのは、カンガルーはどうやら左利きだということだ)(CNN) このようにfind outは形のないものを見つけるときに使われると考えればよさそうです。ここではカンガルーは左利きだという今まで知らなかった新しい情報を見つけたというわけです。outは「出現」を表すoutでしょう。They found out that the politician had taken bribes.(その政治家が賄賂を受け取っていたことが調べてわかった) このように「情報を得る」という意味から「調べてわかる」といった意味にもなります。一方、findは、たとえば家とか事務所とか手帳とか鍵といった形のあるものを見つけるときに用いられるようです。I found a purse on the road. (私は道で財布を見つけた) I couldn't find her house.(彼女の家を見つけられなかった) といった具合に。