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along the wayとon the wayとの違いがときに問題になったりします。たとえば、I met him along [on] the way to school (登校途中彼に会った) などのように「途中で」という場合にどちらにするか迷います。ALTに訊ねたところ、along the wayは「途中で、いろんなことに出会う」というニュアンスがあり、一方、on the wayにはそのような「いろいろな」といったニュアンスがないということでした。従って、学校へ行く途中、というような場合にはon the way to schoolが普通で、along the way to schoolは日常的には考えづらいそうです。そういえば、She faced the criticism along the way. (彼女はこれまで批判に立ち向かってきた)という文に出会ったことがありますが、この文などは、彼女はこれまで自分に対するいろいろな批判にひとつひとつ対処してきたという風にとらえることができます。一歩一歩、ひとつひとつ、といった感じがalongにあるのかもしれません。一方、on the wayの方は、あくまでも目的地へ向かうことに重点があるようです。She is on the way to Nagasaki.であれば、長崎へ向かうことが第一だということでしょう。面白いのは、「途中」というと、途中で何か起こったことを普通言うので過去形とか現在形を思い浮かべますが、Along the way we will also study Spanish. (今後は、私たちもまたスペイン語を勉強するだろう)などのように、未来形でも使われることです。この先にもまだ道がある、これからもまだある、つまり「今後は」という風に発展したのではないでしょうか。They are desperately walking long distances on highways, suffering and dying along the way. (彼らはハイウエイを長い距離にわたって必至で歩いていますが、途中で苦難に直面したり、命を落としたりすることもある) この文はヨーロッパへ向かう難民たちの過酷な状況を報告した記事からの抜粋ですが、難民たちが、彼らを受け入れてくれる国へたどり着くまで、途中でいろいろと大変なことに出会う、というニュアンスがalong the wayに出ています。このようにある場所に至るまでのプロセスに重点をおくのがalong the wayと考えればいいようです。