next toにはnearlyとかalmostの意味があります。本来nextはnearの最上級で、一番近いという意味から「次の」「隣の」という風になったものだそうです。I bought it for next to nothing. (私はそれをほとんどただ同然で買った) この場合、nothingに一番近い値段で、つまりただ同然で買ったということです。She knows next to nothing about the Vietnam War. (彼女はベトナム戦争についてはほとんど知らない) この文の場合、ベトナム戦争についての知識はほとんどゼロ(nothing)に近いといわけです。このように否定的な文脈で使われることの多いnext toですが、肯定的な意味合いでも使われます。一例として、入試問題で見かけたものを紹介しましょう。The sound quality of these digitally-duplicated recordings is next to perfect. (これらのデジタル録音の音質はほとんど完璧である)