armが「組織・機構などの部門」という意味で使われることがあります。組織を身体全体にたとえて、「腕」がその身体の一部、つまり組織の一部ということからこのような意味に発展したのだろうと想像できますが、faceだってlegだって身体の一部であるわけで、なぜarmだけがそのような意味を負うようになったのか不思議です。ひょっとすると「腕」は自由に物をつかんだり、運んだり、延ばしたりできる、つまり機能という面で最も活躍する身体の部分だということから「部門」という意味合いが出てきたのかもしれません。Chip maker Intel’s venture-capital arm has pledged $125 million to fund start-ups that back women and minorities. (半導体メーカーのインテルベンチャーキャピタル部門は女性やマイノリティーを後押しする新興企業に資金提供するために1億2500万ドルの拠出を確約した) という風にarmが使われていました。