houseは「家」という名詞の他に「収容する」というような意味で動詞としても使われます。動詞の場合は、「ハウス」ではなく「ハウズ」のように[s]の音が濁って発音されます。図書館に児童書がたくさんあるとか、この学校の生徒数は3千人であるとか、この病院は何人収容できるとか、そういった場合に用いられるようです。ただし、この倉庫には冷凍マグロを収納してあるというような場合には、This warehouse houses the frozen tuna.と表現するよりも、stockを使って、They stock the frozen tuna in this warehouseのように言うのが普通だそうです。商品は売り物ですから、単に収容する意味のhouseよりもstockの方が好まれるのでしょう。なお、houseはそもそもhide (隠す)と関係のある語ですから、「家」にしても「収容する」にしてもなんとなく「隠す」とか「かくまう」といった意味合いがあるようが気がします。The new facilities house outpatient services. (新病棟は外来患者を受け入れます)