日本語でスパイクというとサッカー選手とか野球選手など、アスリートたちが履く靴底のスパイクのことをいいますが、英語のspikeには、そのような意味の他に、売上などの「急上昇」を意味することがあります。先の尖ったスパイクのイメージからこのような意味になったようです。ただし、釘の先が下向きではなく、上向きに尖っていることから「急上昇」を意味するようになった、というのが面白いなと思います。わたしたち日本人はスパイクというと地面に刺さるものというイメージがあって、下向きのものとして捉えようとすると思うからです。ベクトルが前後左右自在に動くのが英語の語句の特徴の一つかもしれません。 Amazon is suddenly seeing a sales spike for one particular book: 1984, by George Orwell. (アマゾンで突如、売上を伸ばしている一冊の本がある。ジョージ・オーウエルの『1984』だ)