up for grabsはavailable for anyoneと英英は説明していました。availableですから、手に入るではなく、手に入れることができる、つまり可能性を述べる表現だということがわかります。誰でもgrab(つかむことが)できる可能性があるからgrabsと複数形で使うのだとALTは説明してくれましたが……。まだだれも手に入れていないボールが空中にある、というイメージなのだそうです。少しくどく言えば、そのボールを手にいれる(for grabs)チャンスがボールを手に入れたい人それぞれにあるから複数だとも言えそうです。大相撲の巴戦なんかをイメージしてみたらいいのかなとも思います。This job is up for grabs, now. 「今なら、仕事の口があります」I don’t know who will win. It’s up for grabs. (誰があたるかわからない。誰でも当てることが可能だ)