「約束を守る」という場合はkeep one's wordと所有格を伴います。wordは「約束」の意味なので単数。約束は一つで、いくつも約束をするのは欺瞞になりかねないから単数にするのでしょう。keep the word とかkeep the wordsのようにはなりません。常にkeep one's wordとなります。それは、誰が約束を守るのかをはっきりさせるということでもあり、同時に、所有格をつけることでwordに重心が移って単なる「言葉」ではなく「約束」の意味に発展するからとも考えられます。One must always keep one's word. (人は常に約束を守らなければならない)(獨協大