make a face は「しかめっつらをする」「顔をしかめる」といった感じ。Miss Jones made a face when she heard the news.(ジョーンズさんはその知らせを聞いたとき顔をしかめた)「顔をしかめる」というときは単数形が普通とのこと。make facesと複数形になると、「いろいろな顔をつくる」ということから、「からかっておかしな顔をする」場合に用いられるようです。アッカンベーなんかはmake facesでしょう。その他にfaceを伴う慣用表現にmake a long face(悲しそうな顔「うかぬ顔」をする)という表現がありますが、悲しくなると力が抜けて顔が長くなる、ということから生まれた表現だそうです。いずれにせよ、makeが形を変える、「変化」を表す動詞だということがわかります。