have toの後の動詞は、はたして実現されるかどうかははっきりしない場合に使われます。Wherever he goes, his granny has to follow. (彼がどこに行こうと、彼のお婆さんは後をおわなければなりません) この文でいえば、おばあさんがはたして孫の行くところ行くところ、どこへでも行けるかどうかはわからないわけです。You have to constantly check your credit report. (絶えず自分のクレジットレポートをチェックしなければなりません) これは、クレジットカードが他人に悪用されていないかチェックする必要がある、と消費者に忠告しているわけですが、はたして消費者がそれを守るかどうか、忠告通りにチェックするかどうかははっきりしないわけです。一方、過去形の had to doは「~しなければならなかった」というわけですから、実現されたかどうかではなく「そうせざるを得なかった」といったニュアンス。 People in the town had to use a candle at night due to a sudden power failure. (町の人びとは、突然の停電のため、夜はロウソクをつかわざるをえなかった) 苫小牧の高校で頑張っている、教え子のYくん。 大丈夫ですか。