look to doの形で、「これから~しようとする」「~しようと思っている」といった意味合いで使われます。教科書や入試問題でほとんど取り上げられていないような気がするのですが、どうしてなのか分かりません。He looked to boldly change his American path and try acting. (彼はアメリカで歩んでいた道を大胆にも変更し、俳優への挑戦を目指した) この文のようにじっくり検討した上で結論を出す、といった感じで使われている気がします。そのあたりがplan to doやwant to doなどとのニュアンスの違いを感じます。They are looking to take companies from start-ups to tech superstars. (彼らは振興企業をテクノロジー界のスーパースターに育て上げようとしている) I’m looking to find a different place to live in. (住まいを変えようと思っているところです) これらの文のように進行形が普通だそうです。たぶん期待とか願望などの気持ちが入るので進行形になるのではないかと思うのですが、なぜ進行形なのかALTに訊ねてもはっきりしませんでした。I was looking to develop a solution right after September 11th happened. (9.11テロ事件直後から、私は解決策を考え出そうとしていました) このようにbe looking to doはbe thinking about next stepといった感じで捉えればいいかもしれません。Now, he is looking to recruit several of the marine mammals for his military. (現在、彼はロシア軍のために、この海洋哺乳類を何頭か採用しようとしています) That country is looking to boost its military by bringing back the draft. (その国は徴兵制を復活させることで、軍隊を増強するつもりだ) ついでながら、ここでのbring backは一度消えたものを再び戻す、つまり「よみがえらせる」「復活させる」といった意味です。欧州の多くの国々が冷戦終結後徴兵制を廃止しましたが……。