need O to do は「Oにぜひ~してほしい」といった意味で使われます。needというと動詞か助動詞かで問題になりがちですが、Cambridgeにはto want something very muchとありますから、wantよりも強い意味でneedが使われると考えてよさそうです。「ぜひ必要だ」といった感じでしょうか。I need you to work with me. (わたしと一緒に仕事をしてもらいたい) I need you to talk to your husband. (ご主人にぜひ話してもらいたい) このようにneedはかなり主観的なニュアンスが強い気がします。一方、requireもneedと同じような意味ですが、こちらは客観的な状況を述べる場合に使われるような気がします。He requires the students to present their papers.=He requires that the students (should) present their papers. (彼は学生に論文を提出するよう要求している) この文のようにrequireは節も取ります。その点でもneedとは異なります。