roll up one’s sleeves 「仕事に取りかかる」to prepare for hard work(辛い仕事に備える。本気で仕事に取り組む心構えをする)とCambridgeには載っていました。文字通りワイシャツのそでをまくることから生まれた表現だそうです。日本人は威勢をつけるときに「腕をまくる」と言いますが、腕はまくれないでしょう。骨折しますよ。日本語の場合は「お湯を沸かす」(お湯は沸かせません、水を沸かしたのがお湯です)と同じ現象で、袖をまくってやる気満々の腕を見せる、といういわば結果動詞の感じですが、英語の場合は事実をそのまま描写して「シャツの袖をまくる」という表現になるのが面白いですね。個人的には「腕をまくる」という言い方が生々しくて勢いを感じるのですが、まさかいくらなんでもroll up one’s armsとは英語では言えないのでしょう。I think it’s time for you to roll up your sleeves and get to work. (そろそろ本気を出して仕事に取りかかるときじゃない) I am prepared to roll up my sleeves and get to work with them. (私はすでに彼らと力をあわせてこの大仕事に取りかかる準備をしています)