It is up to you to put it into practice. (それを実行に移すのはあなた次第です)(明治大)このようにup to~は人の責任について言及する場合が多い気がします。upは「すっかり」「とことんまで」という意味でtoを強めて近接の意味を強調する働きをしていると捉えればいいのではないかと思います。それを実行に移すかどうかはあなたに限られている、あなたの責任である、あなたが決めることであると言う風に限定の度合いが接近する、つまり限定の度合いが強くなるというのでup toなのでしょう。They are up to standards. (それらは基準に合っている)(明治大)この場合のup toは基準に接近している、つまり基準に達していると捉えればいいでしょう。基準が値段とか価格になると、This work could fetch up to $10 million. (この作品は1000万ドルの値がつくかもしれない) のように「最高~まで」といったニュアンスになります。He is not up to his father as a scholar. (学者としては彼は父におよばない) これも父の力に接近していないことから、まだまだおよばない、というわけです。なおdown to も「~しだい」という意味で用いられますがup toとは内容が異なります。down to は結局最後はというニュアンスを伴うようです。It's down to money. (それはお金しだい)最後はお金で決着がつくというわけです。Which type of exercise will be best help is down to the individual. (どんなタイプの練習がもっとも役に立つかは個人による)