touch and go 「きわどい」もともと船が狭いところをすり抜けるようにして進むという意味の海事専門用語だったそうです。船が両岸や底に触れるか触れないかのまさにきわどい感じを意味することから、「きわどい」といった意味で使われるようになったのでしょう。それが今日航空用語みたいに使われ出したのはゼット機の影響なんでしょうね。たぶん。一度飛行機を滑走路に着陸させてから減速せずにそのまま加速させて飛び立つ訓練のことをtouch-and-go というそうです。そこから「すれすれの」「きわどい」「危ない」などの形容詞としてtouch-and-goという合成語が使われるようになったらしいです。touch and goと合成語になっていなければ「きわどい状態」という名詞と捉えればいいのではないかと思うのですが、品詞として分析する場合どうもすっきりしない成句の一つです。I thought I was going to win the race, but it was still touch and go.(競走には勝つと思ったけど、まだどう転ぶかわからなかった)  It was touch and go whether we’d go bankrupt. (破産するかどうか、きわどいところだった) It was touch and go whether we would win the game. (その試合に勝てるかどうかきわどかった)(英検)