a year or so 「一年かそこら」     A foreign language cannot be mastered in a year or so. (外国語は1年やそこらで身につけられるものではない) この文のように時をあらわす副詞句の一部として使われる場合には問題ないのですが、a year or soが主語になった場合、さて単数になるのか複数になるのか迷ってしまいます。結論からいうと、a year or soは単数動詞をとります。日本語では「一年かそこら」と言ったりしますが、いわば「一年かそこら」の「そこら」を省いてしまうのです。11ヶ月かもしれないし13ヶ月かもしれないが、まあ大ざっぱに言えば一年だから単数にしようというわけです。あれほど単数複数に拘泥する言語なのに、こんな風にアバウトなところもあるなんて、ことばとはなんとも不思議で不可解なものですね。A year or so is needed for research. (調査には1年かそこらかかる)