「鶴首して待つ」という表現は文章ではたまに見かけますが、「首を長くして待つ」と普段わたしたちはつかいます。鶴のように首を長くのばして、今か今かと待ちわびることから、首の長い鶴が比喩として用いられるようになったのでしょう。「鶴首して吉報を待つ」などのように、この言い方は普通よい知らせが来ることを待ちこがれる意味で使われるようです。そのため、縁起の良い「鶴」が選ばれたのでしょう。「亀」でもよかったのでしょうが、亀さんはあんなに首が短いですから……。ともあれ、新しいコロナウイルス感染症の治療法が一刻も早く開発されるといいのですが。 We have been looking forward to a new treatment for coronavirus infection.