way of ~doing way to doの使い方はいささか面倒です。英検2級の問題集にIn search of a way to use everyday roads as a way of making energy, the specialists at a U.S. company have designed a three-layer road with solar panels in the middle. という文章がありました。やれやれway to doとway of doingを並べて使っている。もちろんこんな場合は丁寧な解説を載せるべきだと思うのですが、案の定これについての解説はいっさいなしです。(こういうところが、問題集の難点だとおもうのですが)文の内容は日常使っている道路をエネルギーを生み出す手段に利用しようといったことですが、前半部分ではway to 不定詞、後半部分はway of 動名詞を使っています。英文法辞典とかクエスチョンボックスなどちゃんとした辞典などで調べるのが、どうも最近は億劫になってきて、身近なネットでいろいろと調べてみましたが、どれも隔靴掻痒の感を覚えただけでした。ただこれはと思ったのは、way of doing implies this is the way, but there are others. The way to do implies this is the only way to do this. という説明でした。つまり他にも手段や方法はあるよ、という場合がway of doingでこれしかないといったニュアンスがway to doだというわけです。そういえば、way to doは最上級といっしょによく使われます。This is the best way to learn English.とかThis is the most effective way to build muscles. (これが筋肉をつけるのにもっとも効果的な方法です) などのように。way of doingに最上級が付かないのは、それだけはないからだと考えられます。そこで上の問題文にこの理屈をあてはめてみると、日常の道路を使うということは決まっていることだから不定詞。エネルギーを生み出す方法はいくらでもあるから動名詞を使っていると捉えれば理屈に合いそうですが、どうでしょうか。いささか乱暴だとは思いますが、とりあえずはそんな風なニュアンスで使えばいいのかなと思うのですが。