A drowning man will catch at a straw. (溺れる者はわらをもつかむ)ということわざで最も重要なのは、前置詞のatだと私は思います。catchは本来他動詞なので前置詞atは必要ないはずですが、前置詞atを伴っているということは、ここではcatchは自動詞として機能しているということになります。catch a straw とすると実際に藁をつかむことになってしまうので、catch atとしているわけです。つまり「一本のわらをもつかもうとする」というのでcatch at a strawとatを付けているわけです。catch at=try to catchと考えると分かりやすい気がします。