2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

bygonesはthings that have gone by (過ぎ去ったこと)という説明がしてありました。そこで、let bygones be bygonesを直訳すると、「過ぎ去ったことは過ぎ去ったままにしておく」となります。このフレイズは「過去のことは水に流す」と普通訳されますが、「…

get your feet wet は「何か新しいことを始める」といったニュアンスで使われるセットフレイズです。子どもにとって海や川で泳ぐのは新しい世界へ入ることだからなんだそうです。海水浴では、まず足先を海水につける。そして、その後はもう泳ぐしかないので…

go into effectは 「発効する」「実施される」という意味で用いられます。「出発する」のgoと考えればいいでしょう。effectは「効力」といった意味。The law will go into effect next year. というと「この法律は来年発効する」となります。ところが、「こ…

When you dislike others, you are disliked by them in turn.(他人を嫌うと、代わりに次は自分が他人に嫌われることになる)(関西(かんせい)学院(がくいん)大)このようにin turnは、「今度は」といった意味ですが、一度悪いことを言ったら、それが返ってく…

ときどき見かける語で、気になる語にpitchがあります。日本語ではピッチャーとかピッチングなど、もっぱら野球用語として使われている語です。辞書によっては「セールスマンなどの強引な売り込み」と名詞だけしか載せていないものもありますが、「商品を売り…

chanceはチャンスという日本語にもなっていますが、「転がる」が原義だそうです。さいころを転がすことから「起こる可能性」つまり「偶然」が本来の意味。偶然良いことが起これば「好機」ですが、悪いことが起これば「危険」になります。そこで、by any chan…

layの原義は「ものを水平に置く、きちんと置く」ということ。それにoutがついてものを広げて置くといったニュアンスが出てきます。この場合の outは「出現」を示す副詞とも「すっかり」を表す副詞とも考えられますが、「外へ」という広がりをも示していると…

テスト

let alone ~ (~は言うまでもなく)は not to mention ということですが、let alone~は非常に上品な言い方ですと、ALTが言ってました。おそらく、そういうニュアンスを持っている成句なんでしょう。この句は通例否定文で用いられます。A let alone Bでは、…

have trouble (in) ... ing は「~するのに苦労する」とか「うまく~できない」などの意味に相当します。「手こずる」という意味でもっとも普通の言い方だと考えればいいでしょう。It seems to me that you've been having trouble keeping up in class. (き…

leaveは場所を離れることを表わしますが、behindがつくと必ず後に残される相手が必要になります。The best runner was rapidly leaving the others behind. (その優秀な名ランナーは、他の人たちを後に残してさっさと行ってしまった)(センター)この文の場…

It occurs to 人 that ...は 「...ということが人の心に浮かぶ」といった感じ。 It occurred to him (that) he would buy a present for her.(彼は彼女に贈り物を買うことをふと思いついた)(アドヴァンストフェイバリット)strikeを用いると、 It struck h…

in person という成句は「代理でなく本人が姿を現して」といったニュアンスです。inはいわゆる「形状」を意味するのでしょうが、personを強調していると考えてもいいような気がします。I'm going to let him explain it to you in person. (彼本人にそれをあ…

recoverは自動詞として用いる場合は前置詞fromを伴って「病気などから回復する。平静にもどる」の意味に用いられます。He soon recovered from the shock.(彼はすぐにそのショックから立ち直った)(早大)It took me a long time to recover from pneumoni…

latestは 「最新の」という意味と「もっとも遅い」という意味があってかなりややこしい。The package will come on the 13th or 14th.(荷物は13日か14日に届きます)という場合、14日が現在から最も遠いのでlatestになります。latestはもっとも長くかかる時…

speak out はspeak upと違って、大勢の反発を招いたりする可能性のある事柄について、勇気を持ってはっきり自分の意見を述べるといったニュアンスがあるような気がします。Why don’t you speak out at the meeting? (どうして会議ではっきり言わなかったの?…

take hold ofと目的関係のofを伴うと、「~をつかむ」となりますが、take holdだけだと、「根づく」「根を下ろす」といった意味で使われます。holdは動かないものをしっかり握ることですが、たとえば梯子を上るときに、ぐらつかないように梯子を握ってあげる…

characterの語源は「コインに印を刻む」だそうです。刻まれたものが「文字」の場合は、Chinese characters (漢字) などに出てくるcharacterになるでしょう。さて、コインは価値あるものなので、それが人間を表す比喩的な意味として使われるようになると、「…

layは「目的を持って置く」ことが原義。したがって、lay byという句動詞は、直訳すると「そばに持って置く」となります。lay byはlay by youとでも考えたらどうでしょうか。今では銀行へお金を預けたりするのが普通ですが、昔は自分のお金をベッドの中とか、…

We will launch a new project. (新しい計画に着手します)というときのlaunchはbeginの 意味。NASA made final preparations for the launching of the shuttle Endeavor. (NASAはエンデヴァー号の最後の発射準備を行った) この場合は「ロケットなどを発射す…

かつて探検家が道に迷わずに同じ場所に戻ってくるための目印になる特徴的な物をlandmarkと言っていたそうです。そこから「観光名所」「目立つ建物」などの意味に発展したのでしょう。観光名所とか建物などを目印にして方向を示したりすることもあるのですか…

「約束を守る」という場合はkeep one's wordと所有格を伴います。wordは「約束」の意味なので単数。約束は一つで、いくつも約束をするのは欺瞞になりかねないから単数にするのでしょう。keep the word とかkeep the wordsのようにはなりません。常にkeep one…

go through ~( ~を経験する) のthroughは始まりがあり、経過があり、やがて終わりがある。そんな感じのするthroughです。苦しみに耐えるというニュアンスがあります。アウシュビッツを経験するなどがまさにgo throughでしょう。The civilian population of …