2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

race 「競争」という意味の他に「民族」「人種」などの意味を持ちます。語源的には競争のraceはrunとかrushなんかと関連があるようですが、人種を指すraceとは語源が異なるようです。昔ALTに訊ねたら、彼は、raceの基本的なイメージはsurvival,つまり生き残…

duplicate 「複写(する)」「複製(する)」something that is an exact copy of something else.とCambridgeにはありました。exact copy (精緻なコピー) ということですから、絵画の模写なんかをイメージすればいいのかなと思います。動詞の場合はデュープリケ…

get right on 「すぐに取りかかる」普通やらなければならないことをうっかり忘れていて、急いでやるというような場合に使われるそうです。rightが「すぐに」というニュアンスを出すのだろうと思われます。onはput something onのonだそうです。すぐにそこに…

It serves you right. というと「ざまあみろ」といった意味ですが、 serve ~ rightで「当然の報いだ」「自ら招いたことだから、同情することはない」といった感じ。普通このようにitを主語にします。ここでは、itは漠然と不愉快なことを指すと考えればいいで…

sensibleとsensitive は間違いやすい語です。sensibleは語根のsens (五感で知ること) にableが付いたもの。つまり「知る能力がある」「知ることができる」ということから「分別のある」「賢明な」といった意味になります。簡単にcleverと考えればいいでしょ…

selfie 「自撮り」21世紀に入ってすぐに使われ出した語です。そういう意味では何かしら象徴的な時代のにおいを感じます。実は、オーストラリアで誕生したスラングだそうです。self-pictureがなまったのかもしれません。Some people are carrying smartphon…

seize the day 「今を生きる」と訳されたりしますが、直訳すると「その日をつかめ」「今日をつかめ」ということです。「今という一瞬一瞬を精一杯生きろ」といった感じでしょうか。Saul Bellowの作品の1つにもタイトルとして使われていますがーーちなみに、…

security risk を直訳すると「安全危険」となって、意味をなしません。英和には「機密を漏らす恐れのある危険人物、危険な状況」とありますが、securityがないと危険(risk)だと思われる人、あるいは場所・物事と考えればいいでしょう。 That reagon is being…

saturate「飽和させる」と訳されますが、語根のsat-は「いっぱいにする」という意味だそうです。心をいっぱいにするのがsatisfyで、場所なり物なりを一杯にするのがsaturateです。動詞語尾の-ateは「させる」という意味を持つことが多い気がします。evaporat…

scoreの語源は「切り込み」だそうです。かつて羊飼いたちは羊の数を数えるときに両手両足を使ったでしょう。両手両足全部で20ですから、20で一つの印しを木に切り込みをいれて羊の数を数えた。そこから、scoreには20の意味もあります。さらに切り込みを入れ…

on [the] average 「平均して」 onは「基準・標準」と言われるものでしょう。数年前までぼくはタバコを吸っていましたが、I used to smoke 15 cigarettes a day on average. (私は平均して一日に15本タバコを吸っていました) Mr. Tokiwa used to translate o…

saveは「消費しないでとっておく」が原義。saveにexceptやbutの意味があるのはそのためでしょう。たとえば、ある家畜を食べないでとっておくとします。取って置かれた家畜は食べられないですんだ、つまり「救われた」わけです。そういう考え方からsaveには「…

Say no more! 「それ以上言うな」と訳すと黙ってろといったニュアンスが出てきそうですが、このフレイズにはそんなイメージはないそうです。「わかった。まかせといて」といった感じで捉えればいいと思います。もっとも状況によりけりでしょうが。”Someone o…

魚のイワシのことをsardineといいますが、イワシと関連のある語にsardonic (冷笑的な)があります。イタリアのサルディニア島の近海でイワシが大量にとれたことからイワシをサルディニア島にちなんでsardineと呼ぶようになったそうです。sardonicはそのサルデ…

sabotage 「破壊する」「妨害する」 フランス語ではサボタージュですが、英語はサバタージˈ[sæb.ə.tɑːʒ]のように発音されます。日本語の「サボる」という語の語源になった語だそうです。フランスの労働者が争議中木靴(sabot サボ)で機械などを破壊したこと…

runner-up は「2位入賞者」「準優勝者」の意味ですが、ちょっと分かりにくい合成語です。1位の次がrunner-upですが、2位に限らず「上位入賞者」「入選者」の意味でも用いられます。ドッグレースが語源らしいです。たとえば、陸上の100メートル走で1位がゴ…

run in the[one’s] family 「家族に遺伝している」直訳すれば「家族に流れている」というわけですから、そのような血が流れている、と考えてもいいでしょうが、性格や特徴について述べるときに使われます。Results show that sleep behavior often runs in f…

route は(「道」あるいは「径」)いつも通る決まった道をイメージすればいいのではないかと思います。「航路」の意味があるのも船にしても飛行機にしても、またbus routeなどのようにバスにしても、決まったルートをとるわけですから、routeが使われている…

route は(「道」あるいは「径」)いつも通る決まった道をイメージすればいいのではないかと思います。「航路」の意味があるのも船にしても飛行機にしても、またbus routeなどのようにバスにしても、決まったルートをとるわけですから、routeが使われている…

particular には叙述用法で「えり好みする」という意味があります。part (部分) が語根で、「一部分に関わる」ということから「特定の」という意味になったようです。さらにひとつにこだわることから「えり好みする」という意味にも発展したのでしょう。I’m …

Cambridge Dictionary says an English phrase, “roll up one’s sleeves”, means to prepare for hard work. It is easy to imagine that this phrase would come from an action like you roll up your sleeves when you start to work. Interestingly enou…

roll up one’s sleeves 「仕事に取りかかる」to prepare for hard work(辛い仕事に備える。本気で仕事に取り組む心構えをする)とCambridgeには載っていました。文字通りワイシャツのそでをまくることから生まれた表現だそうです。日本人は威勢をつけるときに…

round-the-clock 「24時間ぶっ通しの」文字通り、時計の針が一周する、つまり24時間ということ。ハイフォンでつないで合成語にすると形容詞の扱いになり、ハイフォンがつかず、round the clockとなれば、副詞として「24時間ぶっ通しで」という意味で使われま…

「遺体、遺骨」を意味するときは、remainsと複数形になります。remainは「残る」という意味ですが、遺体も遺骨も動かないまま、しかしずっとそこに存在し続けるということからremainを使うのでしょう。複数形で表すのは、遺骨とか遺体はばらばらになった、あ…