2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「いいな!ついてるな」「それはラッキーだね」というような場合、Lucky you!といったり、Lucky for youと言ったりします。Lucky youについては、You are lucky! が短くなったものと説明してある辞書がありますが、You are luckyを短くすれば、You luckyとな…

loosen upには 「くつろぐ」「楽にする」という意味があります。肩の力を抜いて緊張をほぐすような感じをイメージすればいいかもしれません。なぜupを使うのかと訊ねたところ、女性のALTは、よく分からないけれど、と前置きして、くつろげるレベルまで、つま…

He is a very good person at his core.というと「あいつは根はとてもいいやつなんだ」といった感じでしょうか。at one’s coreは「根本的には」といった意味ですが、中心になる部分といった意味合いでcoreをとらえればいいと思います。This apple is rotten …

前回look down on~を取り上げましたので、今回は前回で少し触れたlook up to ~を取り上げます。 この句は、自分より背の高い人間を見上げるというニュアンスはなく、(そうだと、背の高い人間はすべて尊敬されることになってしまいます)自分より能力的に高…

look down on [upon]をCambridge Dictionaryでは to think that you are better than someoneと説明してあります。この動詞句は「~を見下す」とか「軽蔑する」などと普通訳されたりしますが、ケンブリッジによれば、ひどく劣ったものとして見下すといったニ…

liquidateは 「負債を精算する」といった意味ですが、語根のliqu-は「液体」の意味。liquid(液体)のliqu-です。砂糖や食塩を水に溶かすと、最初白く濁っても、掻き回すうちに、透き通った透明な水になります。そういうことから、借金などを水に溶かしてきれ…

write in longhandは「手書きで書く」という意味です。なぜそんな意味になるのかアメリカ人に訊ねたところ、筆記体は文字と文字がつながっているので長くなるからではないか、ということでした。なるほど、とそのときは思いましたが、速記(shorthand)だって…

live up to ~ は「期待に応える」といった意味で使われます。動詞+副詞+前置詞のコンビネーションですが、upはA dog came up to me.などに出てくる「接近」を表すupでしょう。to は get toのtoで「方向」あるいは「到着点」と考えられそうです。期待されて…

lick は「なめる」という意味の他にto solve a difficult problem (難しい問題を解決する)という意味があります。動物でも人でも傷口をなめて一時的に応急処置をします。そのようなことから「なめる」→「傷口を一時的に処置する」→「問題を解決する」という…

signature は自分で書いた自分の名前、つまり署名のことですが、その他に「特徴的な」(characteristic) という形容詞があって、ちょっと戸惑ってしまいます。Our signature dish is Chawanmushi. (当店の特製料理は茶わん蒸しです)とかWhat is Kumamoto’s si…

机の上にコーヒーをこぼしてしまい、大慌てで拭き取っていたら、机の隅からDavid Weatherfordのメッセージみたいなのが出てきました。We enjoy warmth because we have been cold. We appreciate light because we have been in darkness. By the same token…

long for ~ (~を切望する) は本来、距離を表すlongが時間へと転化したと考えればいいのではないかと思います。つまり、long distance ではなくlong timeという風に。日本語にも「首を長くして待つ」という表現がありますが、この言い方(由来は延頸挙踵だそ…

little by little (少しずつ )はgraduallyということですが、少しはあるのだから、a little by a littleではないかと思いがちですが、そうはなりません。これは畳語なので冠詞がつかないのです。step by step, hand in handなどと同じです。byはday by dayな…

lift a finger [hand]は通常否定文で「~するのに指一本動かそうとしない」「ちっとも~しない」という意味で用いられます。指を上げるくらい寝ながらでもできるけれど、そんな簡単なことすらしないという意味から出来た表現らしいです。liftは「持ち上げる…

Oil is not $115 a barrel but hovering at $50. (石油価格は1バレルあたり115㌦ではないが、50ドルあたりにとどまっている) この場合、正確に50㌦といっているのではないわけです。上げ下げが予測されて流動的だという場合にこの文のように、hoverが使われ…

lineには「線」とか「列」の意味以外にもたくさんの意味がありますが、「在庫品」「製品」「仕入れ品」といった意味でも使われます。ずらっとならんでいるということからこのような意味が生まれたのでしょう。I am sending some brochures for the line of o…

artが芸術をあらわすようになったのは17世紀頃だそうで、artという語は技術(practical skill)を意味するarsに遡るそうです。そこで、「教養科目」とか「人文科学」とか訳されるliberal artsの中身は文法、論理学、修辞学、算数、幾何、天文、音楽の七つの科…

inside outは 「裏返しに」という意味。内側の面を外側に出すということからこのような言い方をするそうです。裏をおもてにするという発想しかないようで、inside outという表現しかないそうです。outside inでも同じじゃないかと訊くと、そういう表現はない…

進行の副詞 onは「しつこさ」を表すことがあります。He kept on writing to her even though she never answered his letter. (彼は彼女から返事がなくても、手紙を書き続けた)この文などにはしつこさのonが滲み出ています。go on ...ing も同じような意味…

catch sight of を英英でひくと、to see someone or something very briefly and suddenly,という説明がありました。文字通りsight(見える範囲にあるもの)をとらえることから「見つける」という意味で使われますが、英英の説明に従えば、突然現れるものを…

have gotとhave gottenをどういう風に使い分ければいいのかずっと悩んでいますが、乱暴な言い方をすれば、have gotはhaveの意味で使われ、have gottenと区別されているような気がします。have to=have got toで、それをhave gotten toとは言わないのですから…

「もりもりもりあがる雲へあゆむ」という山頭火の句がふと浮かんでくるような雄大で力強い白い雲が出ていました。同じ雲のうたでも「おうい、雲よ」と親しげに雲に語りかける山村暮鳥の「雲」という牧歌的な詩がありますが、こちらは「雲」というタイトルが…