2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

as far as S+V は大学入試問題でしばしば取りあげられる構文の一つです。I went as far as the South Pole.といえば「南極まで行った」という意味になるでしょう。このようにas far as はもともと明確に距離を表す語句です。ところが、それが接続詞として用…

solid には「固い」という意味のほかに「中まで詰まっている」「ぎっしり詰まって入る余地がない」といった意味もあります。The flight is booked solid.というと「フライトは満席になっております」といった感じになります。「固い」のは中が詰まっているか…

I have some fifty books. というと「約50冊の本を持っている」となりますが、I have fifty-some books.とも言います。このように数が先行する場合は、修飾の要素が強くなるからか、ハイフンでつなぐのが普通のようです。I have been only doing it for 40-s…

smuggle のポイントはillegally と secretlyということでしょう。illegallyならば「密輸する」ということだし、secretlyであれば「こっそり持ち込む」といった意味合になります。「密輸する」とか「密輸品」というと日本に入ってくるものだけを指すような気…

ワンオフという日本語をたまに耳にすることがありますが、おそらく英語のone-offから出きたのだろうと思われます。one-off は「一回限りの」「現品限りの」といった意味の形容詞で使われるのが普通ですが、名詞で用いられることもあります。さて、自動車の組…

come with という成句は「伴う」「~が付いている」といった意味で使われます。なぜcomeなのか訊ねてみましたが、あまりに日常的に使われる動詞なのではっきりしたニュアンスがわからないようでした。英英にはto be provided together with somethingとあり…

slim 「ほっそりとした」とか「きゃしゃな」といった訳語が載っています。「スリム」という日本語にもなっている語ですが、個人的にはほとんど使ったことがありません。どんな体つきなのか知り合いのALTに訊ねたところ、たいていの日本人、特に若い女性は…

slim 「ほっそりとした」とか「きゃしゃな」といった訳語が載っています。「スリム」という日本語にもなっている語ですが、個人的にはほとんど使ったことがありません。どんな体つきなのか知り合いのALTに訊ねたところ、たいていの日本人、特に若い女性は…

たとえば、「先生にまちがいを指摘してもらった」という場合、「してもらい」のhaveを使って、I had my mistakes pointed out by my teacher.と言ったりします。ここで登場するpoint outは多くの中から特別な一つを取り出す(out)ことから「指摘する」の意味…

so to speak 「いわば」と普通訳されます。個人的、主観的なことを述べる場合に用いられます。 物事を正確に述べるというよりも、語っていることについて相手の注意をひくように、印象的で面白く語る場合に用いられている気がします。He is, so to speak, ou…

So-so 「いまいち」という訳語がいいのではないかと思います。「まずまずだった」とか「まあまあよかった」といったポジティブなニュアンスはないからです。Cambridgeにはbetween average quality and low qualityとありますから、どちらかといえば、そんな…

so much so (that)「非常にそうなので」何がそうなのかは直前に述べてあります。Your brain actually believes you are eating more than you are, so much so he can reduce food intake by 10 percent. (脳は食べているよりもずっと多くの量を食べていると…

sit idle :ひとが主語の場合は、「何もせずにぽかんとしている」といった感じ。ぽかんとしている物が主語になると「〈機械や土地などが〉遊んでいる・使用されていない」といったニュアンスになります。idleは車のアイドリングとして日本語でも使われますが…

see to~ 「~に気をつける」「世話をする」大学入試によく出題される成句のひとつです。前置詞toはpay attention toのtoと考えればいいでしょう。ひとや物に注意を向けさせるというときのtoです。従って、see to ~は、ただ単に「見る」のではなく、注意を喚…

so far はuntil now 「今までのところ」 といった意味。so は本来「程度」を表す副詞ですが、farという本来距離を表す副詞と結びつくと「程度」の要素が消えて、あるいは薄まって「今まで」とか「ここまで」といった「とき」や「範囲」を表します。おそらく…

the sky’s the limit を直訳すれば「空は限界である」となりますから、物事には限度があるんだと言う風に捉えられがちですが、実はその逆で、There is no limitという意味でこの表現は使われます。空が限界ということは、空 (あるいは宇宙と考えてもいいと思…

relevant to は「~と密接に関係している」といった意味ですが、英英ではconnected with what is happening or being discussed と説明されてありますから、起こっている事柄や議論されている事柄に言及するときに使われるようです。つまり「人と関係してい…

slur「中傷」の意味があります。slurは「音符を続けて歌う、あるいは演奏する」という意味の音楽用語でも使われますが、音と音が切れないということから「不明瞭につづけて発音する」といった意味の動詞でも使われます。ところが他動詞として「けなす」「中…

a skeleton in the closet という成句は、直訳すると「洋服ダンスの中の骸骨」といった不気味な意味になりますが、「世間に知られては困る内輪の秘密」といった意味で使われます。「誰かが殺されて洋服ダンスの中にしまい込まれている」という意味から「世間…

skiは「おおう」の意味だと考えればいいでしょう。大地を覆うのがskyで、足を覆うように履くのがski(スキーの板、スポーツとしてのスキーはskiing), 肉体をおおうのがskin,といった具合です。skirtもそうでしょう。たぶん。skimはスキムミルクのskimですが、…

prodemocracy protest 「民主化を求める抗議運動」この場合のproは「賛成する」「支持する」といった意味で捉えればいいでしょうが、「民主化支持に抗議する」という風にまったく逆の意味に捉えられかねない危うさがあるので、「デモクラシーを求めて」とい…

ずっと輪郭がはっきりしないまま、もやもやしたままにしてある語にquotationがあります。quotationは「引用」という意味の他に「見積もり」という意味があって、見積もりというとestimationを思い浮かべるのですが、さて、どう違うのか、どのように使い分け…

sitting 「現職の」何もしないで座っている、ぶらぶらしているというイメージを持つsitですが、sittingと形容詞になると、「現職の」という意味も持ちます。机に向かって座っているのでそういう意味になるのだろう、とアメリカ人のALTはちょっと自信なさ…

relinquish 「諦める」「権利・財産などを放棄する」語根のlinqu-は「放棄する」という意味ですが、綴り字から推測するとleaveとかlendと関連があるような気がしますーー調べていないので確かなことは言えませんが……。give upとかlet go ofなどと同じような…

死人が生前の姿で現れるのがghostですから、Hamlet saw his father's ghost. (ハムレットは父の亡霊を見た)ということになりますが、まだ生きていると思わせるghostだったから、彼は罪の意識に蝕まれ、次第に病んでいくわけでしょう。同じく「お化け」といっ…