2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

upside : 「上側,上部,上方」という意味の他に「利点」といった意味があります。advantageous aspectという説明が英英には載っていました。「有利な、有益な側面」といった感じでしょうか。もともとはupper side、つまり「上の方」ということですから、そ…

sweep through :「知れ渡る」ほうきで掃くのがsweepですが、ほこりやごみはひと掃きでは掃除できません。なんども掃いて部屋の外へほこりやゴミを掃きだすわけです。それに似て、ニュースや話題はある地域で起こり、それがちょうどごみやほこりを掃きだすよ…

sympathize with ~ 「~に同情する」という意味だけでなく「~に共鳴する」という意味もあります。「 同情する」というのは相手の悲しみや苦しみに対して思いやる意味合がありますが、sympathizeは「思いを同じくする」という意味ですので、悲しみや苦しみだ…

segment :使いづらい語の一つです。「何かを分割したもののうち、ひとつの部分」ととらえればいいと思います。あるいはいくつかに分けた部分とも考えたらどうでしょうか。たとえば、みかんの実ひとつひとつはa segment of an orangeです。イギリスはさまざま…

swear は 善悪両面に用いられる点がとても興味深い。良いことを「誓う」場合も悪いことを「誓う」(?) 場合も同じswearなのですから、どちらなのかは文脈から判断するしかありません。意味のベクトルがお互いに逆方向を向くのは英語にはよくあることではあり…

surf the Internet :「インターネットを見て回る」surfは波乗りをするという意味ですが、それがインターネット上でいろいろと検索するといった意味で使われます。ネット上で波乗りをするってどういうことなのかちょっとピンとこないのでネイティブに訊ねて…

retainerは「保持者」「保有物」の意味の他に「顧問料」という意味があります。語根の-tainはmaintain(維持する)にあるように「保つ」という意味のようです。re-をreturnのreと捉えると、retainは「後ろに保つ」といった意味になり、そこから「留める」あ…

subway system を英和でひくと、「地下を走る電車」とあってガックリします。つまり、通常私たちが「地下鉄」と呼ぶものです。では、なぜsystemというのか疑問に思いました。そこで、subwayとどう違うのかALTに訊ねたところ、たとえば、地下鉄サリン事件を考…

subscription :「予約購読」「申し込み」の意味で使われます。動詞形のsubscribeは書類の下(sub)に署名する(scribe)ことが原義で、そこから「承諾を与える」といった意味合いを持つようになったのでしょう。その名詞形がsubscriptionです。「新聞や雑誌など…

stomach には内臓の「胃」という名詞の他に「食べても大丈夫だ」という動詞があります。通常否定形で用いられ、それを飲んだり、食べたりしたら気持ち悪くなるという意味で使われます。「胃が受けつけない」という言い方を私たちもしますが、日本語の場合も…

(the) odds are (that) は英英ではIt is very likely or probable that something will happen.のような説明が載っています。イギリス人のALTに訊ねたところ、可能性としては50%以上とのこと。もともとoddsは掛け率を意味する語ですから、可能性としては…

step by step 「一歩一歩着実に」簡単なもの(easier step)から順に難しいもの(harder step)へというニュアンスがあるのだそうです。畳語(単語を反復して作られたもの)なので無冠詞。little by little, day by dayなどと同じです。このbyは「ずつ」を示しbyで…

stem from~はto start or develop as a result of somethingとCambridgeにはありました。何かの結果として生じるということから 「~から生じる」「~に端を発する」などと訳されています。stemは茎のことですが、茎から花や葉が出てくるわけだから、stem fr…

stay put:「そのままでいる、動かないでいる」ここでのputは過去分詞。「置かれたまま(put)でとどまる(stay)」ということから「そのまま動かないでいる」といった意味になったのだそうです。簡単にいえば、stay thereあるいはdon't move awayといったところ…

station :「駅」「放送局」「持ち場」などいろいろな意味を持つ語ですが、じっと立っていることがstationの原義です。そのじっと立っているところから何かのサービスを提供するところと捉えればいいのかなと思います。ガソリンを提供するのがa gas station、…

start up :「事業などを始める」これもstartに関する成句ですが、startにupをつけて、新しく始めるというニュアンスになります。このupはshow up (見せびらかす) などの「出現」のupやgrow up (成長する) などのupといった感じでしょう。 She will start up …

start from scratch :「最初からはじめる」「ゼロから出発する」この成句に登場するscratchはもともと競技の「スタートライン」のことだったそうです。たぶん棒切れか何かでスタートラインをひっかいた、つまり引いたことに由来するのではないでしょうか。こ…

star :「主役を演じる」おそらく主役が一番輝いていることからstarがこのような意味で使われるようになったのでしょう。通常「分野」を示す前置詞inを伴うことが多いです。Audrey Hepburn starred in My Fair Lady. (オードリ・ヘップバーンは「マイフェアレ…

staple には「~をホッチキスで留める」という意味があります。ホッチキスのことをstaplerといいますが、その動詞形と考えればいいでしょう。Will you staple the copy? (コピーをホッチキスでとめてくれませんか) さらに、この語は名詞もあって、複数形で「…

stand-up comedian :「一人で演じるコメディアン」日本の伝統芸能である落語は座ってやりますから、sit-down comedianというのかと訊ねたところ、そういうものは我々の文化にはないからrakugoとしか言えないということでした。コメディアンは、伝統的にマイ…

stand out :「目立つ」もともとstand out in a crowd (雑踏の中で目立つ)という言葉が短くなったものだそうです。いずれにせよ、立つと何でも誰でも目立つものです。 You can make an important word stand out when you underline it. (重要な言葉には下線…