swear は 善悪両面に用いられる点がとても興味深い。良いことを「誓う」場合も悪いことを「誓う」(?) 場合も同じswearなのですから、どちらなのかは文脈から判断するしかありません。意味のベクトルがお互いに逆方向を向くのは英語にはよくあることではありますが、こんなにも極端なのは珍しなあと思うのです。悪いことを誓う場合には日本語では「ののしる」「悪態をつく」となるでしょう。She swore not to be late. (彼女は絶対に遅れないと約束した)(ジーニアス)He swore at me for being late. (彼は私に「遅刻なんかしやがって、このバカ野郎」とどなった)(スーパーアンカー) スーパーアンカーの訳はとても好きです。訳文を楽しめる辞書ですね。Maybe you should stop swearing at people. (ひとに悪態をつくのはやめた方がいいよ)