(the) odds are (that) は英英ではIt is very likely or probable that something will happen.のような説明が載っています。イギリス人のALTに訊ねたところ、可能性としては50%以上とのこと。もともとoddsは掛け率を意味する語ですから、可能性としては、五分五分、つまり50%くらいを指すのだろうと思っていたのですが、確率としては高いニュアンスで使うと聞いていささか驚きました。もっとも彼らは物事をポジティブに捉えようとする傾向がありますから、50%以上と捉えるのかもしれません。この成句は今では定冠詞を省略してodds are ...とすることが普通のようです。とくに話し言葉ではその傾向が強い気がします。またoddsと複数形にするのは、いろいろな可能性があるからだと捉えればいいでしょう。The odds are that it will be a nice day today. (多分今日はいい天気だろう) Odds are you’re carrying some around in your pocket or handbag right now. (きっとあなたも今、ポケットやハンドバッグの中にコバルトを持ち歩いているでしょう)(CNN)電気自動車にコバルトが不可欠だという記事からの抜粋です。