come along   「やってくる、ついてくる」この成句は、特に何かに出席するとか参加するような場合に使われることが多い気がします。alongは「~に沿って」という意味を持つことから、「人や物事に沿う」さらにそこから「気持ちに沿う」と言う風に発展していったと考えたらどうでしょうか。Will the children come along with us on our picnic? (子どもたちはピクニックに私たちと一緒について来るだろうか)この文の場合、our picnicはたぶん何か特別なピクニックなのでしょう。いわゆる このalongは「同伴」を表す副詞といわれるものですが、「一緒に来る」はcome with usだけで十分なのに、alongを伴うと「沿う」のイメージから「一緒に」(=together) という意味合いが強く出るのだろうと思われます。ところで、「一緒に」(=together) というニュアンスは、一緒に前へ進もう、といった意味合いを帯びて「どんどん 」とか「ぐんぐん 」とか、勢いよく進むさまを表すようになり、そこから人を励ましたり促したり、物事がうまく行くというようなニュアンスにも発展したのではないでしょうか。Come along with me. (さあ、一緒においで)  My work is coming along. (仕事はうまくいっている)