I put many files in(to) my backpackだと「たくさんのファイルをバックパックにいれた」といった意味。”I will go, too,” she put in.だと「わたしもいく、と彼女はことばを挿んだ」といった感じ。ところが、I put in three hours of overtime yesterdayとなると、「私は昨日3時間残業をした」という意味なります。この場合put inは、たとえば仕事のスケジュール表に追加して書き入れるといったイメージで捉えるとわかりやすいでしょう。あるいはタイムカードにカードを差し入れて(put in) 仕事を始めると考えてもworkのイメージが湧くのではないでしょうか。このようにput inは意味の多い句動詞ですがworkあるいはspendの意味で使われることがあります。上記の例文のように時間を伴うことが普通です。その場合は、その時間の中に身を置いたと考えてもいいかもしれません。She was putting in 15-hour days. (彼女は一日15時間働いていた) この文の場合、過酷な労働条件ですが、彼女は15時間労働の中に身を置いたというわけです。I put in a lot of time traveling around the country trying to sell men’s clothing. (ぼくは紳士服の販売で多くの時間を国内の旅行に費やしている) この文ようにput in 時間~ingの形でも使われたりしますが、spend 時間~ingと構造はまったく同じです。その他前置詞句を伴うことも多く、表現は多彩です。ALTに訊ねたら、どちらかと言うと話し言葉で普通使われるとのことでした。The tough economic environment means some workers may have to put in longer hours. (厳しい経の済状況によっては、一部の労働者はより長時間働かなければならないかもしれない) He often puts in a 12-hour day at the laboratory. (彼は研究室で12時間働くことが多い) He puts in an hour on his studies. (彼は勉強を一時間する) この場合のonはfocus onの「集中」を表すonと捉えてもよさそうです。