2017-01-01から1年間の記事一覧

in addition to~はお互いに関係のあるものを付け加えるときに用いられます。toは「付加」を示すと考えればいいでしょう。add A to B (BにAを加える)というときのtoです。前置詞toは「到達点」を示しますが、出発点があって到達点があることから、「つながり…

It's time to work now. Let's get down to business. (もう仕事の時間だ。仕事に本気で取り組もう)これはかつて関西の某大学で出題された英文です。get down to~は「~に本気で取り組む」といった意味ですが、文字通り机に向かって、下を向いて(down) 一…

go under は 「事業などが失敗する」「会社が倒産する」という風な意味で使われることがあります。collapseと同じような感じです。ここでのunderはundergroundのイメージで捉えればいいのかもしれません。underを地下と考えれば、「地下に行く」つまり「死ぬ…

イミテーションというと、日本語では「偽物」「模造品」という意味で使われますが (たとえばimitation diamond 「模造ダイヤ」のような意味で) imitationには「ひとの真似をすること」という意味もあります。「偽物」と「人まね」ではおおいに違う感じがしま…

「水泡に帰す」は英語ではgo up in smokeと「煙」になります。燃えて煙になって消えてしまう、というイメージなのでしょう。もっとも「灰燼に帰す」という日本語もありますから、あながちsmoke (煙)と無縁ではなさそうです。 His business went bankrupt, an…

goods は「グッズ」と日本語になっていますが、常に複数形で使われます。「商品」と訳されますが、消費者あるいは買う側から見た「商品」「製品」と捉えればいいようです。語尾のsは複数形ではないという説もあるそうですが、良い品物 (good things) から転…

「5引く1は4」はFive minus one is four.と言います。日本語で「引く」というからminusは動詞ではないかと思いがちですが、実は前置詞です。直訳すると「1を引いた5は4だ」というわけです。問題はfiveもfourも複数ですから、述語動詞はareになりそうで…

Hold your horses! You have to listen to me carefully. というと、「ちょっと待って。ぼくの話をよく聞いて」といった感じです。hold your horsesは直訳すると「あなたの馬を動かないように押さえろ」となりますが、「言いたいこと」「やりたいこと」を押…

gone are the days when…は 「……は遠い昔になってしまった」と昔を振り返る表現として出てきます。文法的にはThe days are gone when…となりそうですが、そうは言わないそうです。これで決まった表現とのこと。恐らくthe days are gone(その時代は行ってしま…

gusto は食べるときの「おいしさ」という意味からさらに発展して「楽しみ」とか「喜び」といった意味として用いられます。この反意語がdisgustです。イタリア語の「味」を意味する語からの借用語らしいです。それが「喜び」といった意味へと発展していったの…

日本語は「水平線」「地平線」と海と陸地で言い方を分けますが、horizonは「水平線」「地平線」の両方を指します。the line at the farthest place that you can see, where the sky seems to touch the land or seaと英英にはありました。空が陸地と海に触…

フライパンが十分に熱せられて、hotであれば、すぐに卵が焦げて目玉焼きが出来上がります。そんな風に「すぐに」といったイメージがhotにはあるので、「緊急の電話サービス」という意味でhot lineが使われるんだと説明してくれたALTがいました。ともあれ、ho…

日本文化は「恥」の文化。一方、欧米のそれは「罪」の文化だ、と言われたりします。まあ、そうかもしれません。恥を意味する語はshameですが、この語は「恥」という意味の他に「残念なこと」といった意味で使われます。私たちは「恥」に敏感であるがために、…

sign the letter (手紙に署名する) とかsign the contract (契約書に署名する)などのように「署名する」という場合はsignだけで使われますが、sign up となると「登録する」とか「参加する」などの意味になります。More than 30,000 people have gone on Fac…

hit it off はto be friendly with each other immediatelyと英英にはありました。出会ってすぐに仲良くなる、といった感じでしょうか。カナダ出身の先生は、バットにうまくボールをあてて(hit) 遠くへとばす(off)ことから生まれたんじゃないかと言ってい…

groundbreaking は「画期的な」「革新的な」といった意味で使われます。本来は「着工式」の意味で、土にスコップを突き刺すのがgroundbreakingですが、土を地球と考えれば、その影響が地球に及ぶということから、広く知れ渡るような出来事、画期的な出来事、…

「~を自由に取って食べる」という場合にhelp oneself to~という言い方をします。直訳すると、「~に対して自分自身を助ける」となって意味をなしません。ここでのhelpは「食べ物(飲み物)をよそうのを手伝う」というような意味で、自分自身によそってあげ…

go to the dogsは直訳すると「犬のところへ行く」となりますが、「だめになる」といった感じです。このgoはgo to piecesとかgo bankruptなどに出てくるgoで「壊れる」といったニュアンスをもつgoではないかと思われます。ALTに訊ねたところ、 たくさんの…

go under the hammer は「競売に付される」「競り落とされる」という風に日本語にすると受け身のようになりますが、物を主語にして能動で表すのが普通です。the hammerは競売者が使う木槌で、直訳すれば、「その木槌の下に行く」となります。この場合のunder…

go placesを直訳すると「いろいろな場所に行く」となりますが、この成句は「出世する」とか「成功する」という意味で使われます。いろいろな場所に行くということは色々な職業を経験するという風に捉えればいいでしょう。欧米の社会ではstep upするために転…

profitとbenefitはともに「利益」と訳されるので紛らわしいですが、単純に「儲け」を意味するのがprofitだと考えればいいと思います。proは「先」を意味する接頭辞ですから、誰よりも先に売って儲けるのがprofitなのでしょう。ともあれ、千円のものを千百円…

go so far as to do (~しさえする)のgoはgo to extremes (極端に走る) のgoの感じがします。go as far as to doとは言わないのか、とALTに訊ねたところ、小首を振っていました。「それほど」のsoということもあるのでしょうが、比較として単純にas~asと…

houseは「家」という名詞の他に「収容する」というような意味で動詞としても使われます。動詞の場合は、「ハウス」ではなく「ハウズ」のように[s]の音が濁って発音されます。図書館に児童書がたくさんあるとか、この学校の生徒数は3千人であるとか、この病…

undertake を英英で調べてみると、to do or begin to do something, especially something that will take a long time or be difficultといった説明がありました。とりあえず、今までやったことのない仕事を引き受けるとか、難しくて手間暇のかかることを引…

背中が痛いは、My back is painful.あるいはpainを使って、I have a pain in my back.とも言えます。painとpainfulが紛らわしいですが、痛みを引き起こしているのが主語であるというような場合にpainfulを使えばいいでしょう。My back is painfulという場合…

gloss over ~ は「取り繕う」というような意味で使われます。glossは「つや」とか「光沢」を意味する語ですが、over (くまなくといった感じでしょうか)を伴って「うまくごまかす」といった意味で使われます。たとえば、車にちょっとしたキズができたとき、同…

名詞のcause はもっぱら「原因」とか「理由」などの意味で捉えることが多いですが、その他に「政治的・社会的運動」を表すことがあります。She donated some money to the cause. というと「彼女はこの運動に寄付してくれた」というような意味になります。Wh…

have an interest in~ は「~に興味を持つ」といった意味で使われます。具体的なものに惹かれるとか、好奇心が湧くとか、注意を向けるとか、そういった感情を伴うような場合のinterestは数えます。She has a great interest in poetry of William Wordsworth…

pen には動詞で「芸術作品などを書く」という意味があります。英英を引くとto write somethingなどとそっけない説明しか載っていませんが、音楽や文学など創造的な作品を書くといった意味で用いられます。文学であれば、「執筆する」という日本語に相当する…

pen には動詞で「芸術作品などを書く」という意味があります。英英を引くとto write somethingなどとそっけない説明しか載っていませんが、音楽や文学など創造的な作品を書くといった意味で用いられます。文学であれば、「執筆する」という日本語に相当する…