turn up one’s nose at~は「鼻であしらう」「軽視する」といったような意味です。文字通り、つんと澄ましたように鼻を上に向けることからできた慣用句だそうです。noseは傲慢やプライドの象徴とでも考えればいいのかもしれません。ボクシングというスポーツはその傲慢な鼻をへし折るスポーツだったというのを何かの本で読んだおぼえがあります。ともあれ、noseは彼らにとっては、シンボリックな、そしてデリケートな器官なのでしょう。He turned up his nose at my suggestion. (彼はわたしの提案をせせら笑った) Many reporters turn up their noses at abductions unless the victim has a high profile. (多くの記者たちは被害者が有名人でもないかぎり、誘拐には目もくれない) ちなみに、なぜ鼻なのかとALTに訊ねたら、不快なにおいなどに敏感な器官だからだろうという返事でした。He turned up his nose at the offer. (彼はその申し出を鼻であしらった)