short listは「最終候補者リスト」といった意味が英和には載っていますが、英英を覗いてみると、仕事や賞などに最もふさわしいと判断された少数の人びとで、その中から適任者なり受賞者なりが選ばれる、といったような説明が載っていました。なぜshortが使われるのか留学生に訊ねたところ、選考していく過程で次第に候補者がしぼられていくので、そのつど候補者の列が短くなっていくからshortなのだということでした。次第に品物がなくなっていくときの、run short of (不足する)なんかのshort に近いな、と思いました。Why don’t we make a shortlist of possible venues, then call to see which ones can accommodate 50 people. (まずは会場候補をリストアップし、それから50人収容できるところがあるかを電話で確認しませんか)(CNN) この文のように人だけでなく物事にも使われています。make a shortlist of…で「候補を絞り込む」といったニュアンスでしょうか。