particular には叙述用法で「えり好みする」という意味があります。part (部分) が語根で、「一部分に関わる」ということから「特定の」という意味になったようです。さらにひとつにこだわることから「えり好みする」という意味にも発展したのでしょう。I’m not particular about food. (私は食べ物に関してうるさくない) I’m not particular (about) what you do. (君がなにをしようとうるさく言わない)

  Cambridge Dictionary says an English phrase, “roll up one’s sleeves”, means to prepare for hard work. It is easy to imagine that  this phrase would come from an action like you roll up your sleeves when you start to work. Interestingly enough, we Japanese have a similar expression to this phrase. It is “udewomakuru” in Japanese. Ude means an arm, and makuru means to roll up. Therefore, udewomakuru literally means to roll up one’s arm(s). Gross, isn't it? You would think Japanese people used to be savage, barbarous, and masochistic tribes. Who wants to roll up their arms? How can you start your job with your arms rolled up?

   I think this sadistic phrase implies that you show your bare arms after rolling up your sleeves. That is to say, you show your determination to accomplish this job by showing your strong and sturdy arms. Here is an example: karewa udewomakutte sarawo araihajimeta. (He rolled up his sleeves and began to wash the dishes)

roll up one’s sleeves 「仕事に取りかかる」to prepare for hard work(辛い仕事に備える。本気で仕事に取り組む心構えをする)とCambridgeには載っていました。文字通りワイシャツのそでをまくることから生まれた表現だそうです。日本人は威勢をつけるときに「腕をまくる」と言いますが、腕はまくれないでしょう。骨折しますよ。日本語の場合は「お湯を沸かす」(お湯は沸かせません、水を沸かしたのがお湯です)と同じ現象で、袖をまくってやる気満々の腕を見せる、といういわば結果動詞の感じですが、英語の場合は事実をそのまま描写して「シャツの袖をまくる」という表現になるのが面白いですね。個人的には「腕をまくる」という言い方が生々しくて勢いを感じるのですが、まさかいくらなんでもroll up one’s armsとは英語では言えないのでしょう。I think it’s time for you to roll up your sleeves and get to work. (そろそろ本気を出して仕事に取りかかるときじゃない) I am prepared to roll up my sleeves and get to work with them. (私はすでに彼らと力をあわせてこの大仕事に取りかかる準備をしています)

round-the-clock 「24時間ぶっ通しの」文字通り、時計の針が一周する、つまり24時間ということ。ハイフォンでつないで合成語にすると形容詞の扱いになり、ハイフォンがつかず、round the clockとなれば、副詞として「24時間ぶっ通しで」という意味で使われます。She has survived the round-the-clock desperation. (彼女は際限のない絶望をなんとか乗り越えた) The shop open round the clock. (その店は24時間営業です)

「遺体、遺骨」を意味するときは、remainsと複数形になります。remainは「残る」という意味ですが、遺体も遺骨も動かないまま、しかしずっとそこに存在し続けるということからremainを使うのでしょう。複数形で表すのは、遺骨とか遺体はばらばらになった、あるいは、ばらばらにされたものというイメージがあるからでしょうか。As the B-29 burned, Omata’s father gathered the crew’s remains, (being) determined to give the Americans a proper burial. (B-29爆撃機が炎上している最中、小俣さんの父親は搭乗員の遺体を集め、そのアメリカ人搭乗員たちをきちんと埋葬することにしました)(CNN) 小俣さんは埋葬しただけでなく、70年かけて戦死した11名のアメリカ兵の遺族を探し出したそうです。humanであること。それ以外にhumanでありつづける道はないということですね。

roll out という成句は、まるめたものを解いて広げることから、「~を初公開する」「新製品を公開、発売する」といった意味で用いられます。赤い絨毯を広げて絨毯にくるまれた中身を見せる情景をイメージすればいいかもしれません。Honda’s scientists rolled a new robot out in Tokyo on Tuesday. (本田の研究者たちが火曜日に新しいロボットを公開した)

out there 「世の中には」直訳すれば「そこで」ですが、漠然と「そこで」という意味合いから「世間」とか「世の中」といった漠然とした世界を指すようになったそうです。世間は特別な場所ではないのでそんな意味が出てきたのでしょう。in the worldとはちょっとしたニュアンスの違いがあるようですが、わたくしにはよく分かりません。There are lots of similar products out there. (世の中には似た商品がいっぱいある) There are a lot of passionate opinions out there. (世間で侃々諤々の議論があります) There are bad people out there. (世の中には悪い人もいる) もちろん、「あちらで」「そこで」という意味でも使われます。It seems to be cold out there in Canada now. (カナダは今は寒そうだ) このように具体的な国や場所がその後に続くのが普通です。Why not search your name now and again to find out what’s out there about you? (自分の名前をたまたま検索し、あなたについてそこに何が載っているのかを見つけてみてはどうでしょうか) この文はネットの掲示板に関するから抜粋です。out thereはどこなのかわかっていることなのでon the Internetとかin the forumなどが省略されていると考えてみると分かりやすいと思います。