vicissitude :「変遷」「栄枯盛衰」語源的にはchangeとかturnと関連があるようですが、changeよりも高級な感じですから、「変遷」と訳せばはまるような気がします。語根のvic-はvice versa (逆もまた同じ) に出てくるviceで、換わることを意味します。vice-p…

versus :「~に対して」日本語でも競技などでvsと記号化して使われています。The Giants versus Dodgersといえば、「ジャイアンツ対ロジュアーズ」となりますが、as compared to (~と比較して)という意味でも使われます。この場合にも「競争」(competition)…

velocity :「速度」乗り物を意味するvehicleと関係のある語のようです。厳密にいえば、velocity は方向を含む速さですから、ベクトルになります。ーー因みに、ベクトル(vector)も語根は同じで、「運ぶ」といった意味合いをもつようです。さて、speedは単なる…

scorn:「(…に対する)軽蔑,さげすみ,あざけり」という名詞と「…を軽蔑する,さげすむ」という動詞があります。She scorned flatterers.(彼女はお世辞を言う人を軽蔑した)私は不器用な人間なので、お世辞が言えないし、今まで言ったことがありません。…

up to date :「最新の」dateはtodayということ。つまり今日に接近している、という意味から「最新の」という意味になります。It is no longer up to date. (それはもはや最新式ではない) 合成語としてup-to-dateとなると限定用法の形容詞となり、名詞の前に…

up the creek (without a paddle) ずいぶん昔のことですが、シカゴ出身の女性のALTが何かの拍子にこのフレーズを口にしたのをなぜか鮮明に覚えています。どうしてよいか分からないほどひどく困っているときに用いられる、口語表現です。直訳すれば「櫂なしで…

up in the air :「未定で」「漠然としていて」たとえばラグビーとかサッカーとかテニスなどの試合で攻撃やサーブの順序を決めるために、コインを上に放って、つまりコイントスをして、決めることがありますが、コインが空中にある状態 (up in the air)では…

up and down :「上がったり下ったり;あちこちに」文字通り上がったり下ったりという意味で使われます。Children were up and down the stairs all day. (子どもたちは一日中その階段を上がったり下ったりしていた) The lights from the boat rocked gently…

unit:「部署」という意味の場合は、チームを組んで働くセクションと捉えたらいいのかなと思います。 He works as the head researcher for their cancer research unit. (ガン研究部主任として彼は働いている) この文のように病院とか医療の部署に使われるこ…

under way :「進行中で」活動、計画などが進行中である、という意味で使われます。under consideration (検討中)under construction (建設中)under repair (修理中) など、何かがなされている最中であることを表すときに登場するunderです。under wayは元…

under the weather :「体の調子が悪い」もともとは「船酔いしている」という意味だったそうです。イギリスは海洋国ですから、この類の表現は多いですね。weatherはbad weather(悪天候)を意味します。「悪天候の下」つまり船室で休まなければならないほど船…

under one’s belt :「すでに体験して」「経験を積んで」といった意味。どうしてこういう意味になるのかALTに訊ねたところ、柔道などの黒帯をイメージすればいいではないか、ということでした。つまり、柔道でいえば、もう一人前にわざなども習得している、…

unanimous :「満場一致で」「全員異議のない」発音はユーナニマスといった感じ。un-はuni-の変化形で「一つ」の意味だそうです。uniteとかuniformなどに登場するuniです。animousの語根はanimで、こちらは「息」を意味するとのこと。そこで、息を吹きかけて…

type in :「コンピューターに入力する」という意味で使われます。typeは文字を打ち込むことですが、type inとなると「入力する」といった意味合いになります。typeだけでもかまわないそうですが、inを付けるのが普通とのこと。前置詞inを伴うことで「中に」…

ubiquitous:「偏在する」つまりどこにでもある、といった感じ。日本語だとユビキタスということがありますが、発音はユービクタスに近い音です。また[juːbíkwətəs]とビ [bi] の部分にアクセントがきます。同時にどこにでも存在する、という意味ですが、本来…

24-7は 24 hours a day (一日24時間)と7 days a week(一週間に七日)を合わせたもので、「毎日24時間」「年中無休」「夜間営業」などの意味で使われます。発音はそのままtwenty-four-sevenと読みます。To be a leading company in this time of globalizati…

two-timer :「浮気者」二人の女性あるいは男性と同時に付き合うのでtwo-timerというのだそうです。tow-timeの英英の説明にはcarry on a romantic relationship with two people at the same timeとありました。two people at the same timeからtwo-timerと…

turn to ~ 「~に頼る」「~次第だ」という意味の成句はいろいろとありますが、ほとんどが前置詞onを伴います。たとえば rely on, count on, depend on,といった具合です。しかし、turnのときは、なぜか前置詞はtoをともなってturn toとなります。おそらく「…

trailer :「テレビや映画などの予告編」という意味があります。トラックなどの後ろにつけるのがトレーラ―(英語っぽくいえばトレイラー)ですが、その牽引されるトレーラーのように、ある映画が終わってから、すぐその後にくっついて次の映画の予告をするこ…

tourism :「観光事業」「観光旅行」 tourはコンパスのような円を描く大工道具を意味するギリシャ語トルノスが語源だそうです。コンパスで円を描くように各地をぐるりと回ってくるということから、観光の意味に発展したのでしょう。etymologyを調べてみると、…

top 「~を超す」という意味の動詞があります。普通、高さや重さや温度などが、ある数値を超えるといった意味で使われたりします。おそらく山の頂上に立てば、山の高さを超えるわけで、そこからこのような意味に発展したのではないでしょうか。The temperatu…

to the point :「要領を得た」going quickly to the point (すばやくその点に達する)が短くなったと考えればいいのかなと思っています。つまり、要領がよければ、すばやくその要点に到達できる、ということから生まれた表現ではないでしょうか。In public s…

to one's heart's content :「心ゆくまで」直訳すると「こころが満足するまで」となりますが、なんとも詩的で素敵な句です。シェイクスピアかロマン派の詩人が口ずさみそうではないですか。この表現で最も特徴的で印象的なのは heart's とアポストロフィ(')…

to make matters worse :「さらに悪いことには」普通挿入的に使われます。mattersと複数になるのは、同時に起こることが複数あるからだと捉えればいいでしょう。 My car broke down on the way, to make matters worse, it began to rain.(車が途中で故障し…

to a ...degree (extent):degreeやextentを修飾する語に左右されますが、とりあえず「~の程度まで」といった感じ。toは「~まで」という「限界や程度」を表すときのtoでしょう。不定冠詞 a は a specific point の意味で「ある特定の点」を指すと考えれば…

titan :「巨大企業」 ギリシャ神話に登場するタイタン族 (Titan) に由来するようです。あの氷河に激突して沈没してしまったタイタニック号 (the Titanic)もこの語から取られたのでしょう。The internet search titan Google has topped a list of the best p…

tight doorだと固いドア、tight shoesといえばきつい靴、tight budgetといえば、きつきつの予算、等々、tightはいろいろな意味で使われます。いずれにせよ、隙間がない、空きがない、ゆとりがない、といったニュアンスをtightは持っている気がします。tight …

Third time lucky. 「三度目の正直」この成句は The third time pays for all.「三度目はすべてを償う」に由来するそうですが、The third time is lucky. (三度目は幸運が訪れる)が短くなったーー(The) third time (is) luckyーーのだと考えればいいのではな…

think of ~ as ...「~を...と思う」 この成句に登場するas は「~として」という意味のasですが、「資質・性質」とか「役目・役割」などについて使われる場合が多い気がします。Do you think of him as a patriot? (あなたは彼を愛国者だと思いますか)(…

things can only get better. 直訳すれば、「物事はよくなるしかない」「事態はよくなるだけだ」といった感じでしょうか。「これ以上悪くならない」「これからよくなっていく」というようなニュアンスで使われているようです。ここのonlyは副詞ですが、「ほ…